2007年8月13日月曜日

Historia del Dango

近所のおだんご屋さんの幟が、
布の折れた加減で「焼たんご」と読めた。

タンゴ、アルゼンチン、アコーディオンと連想し、
ピアソラの曲に合わせ、スポットライトを浴びて踊る二人と

海苔醤油のおだんごのミスマッチを思い

三歩進んだところで、はたと思い当たった。

だんご三兄弟。
そうか、あの曲はタンゴだったんだ。

なぜ今まで気づかなかったんだろう。

もしかすると、曲が流行っていた頃は気づいていたのを

時間が経って忘れたのかもしれない。
本を読んで、これはすごいことを知ったと思ったら、

次のページをめくってみると

自分が以前その箇所を読んで「!」と書き込んだ痕跡を見つける
なんていうこともある。
しかし、やっぱりタンゴと思って聴いた覚えはない。なんたる不注意。


気を取り直し、
タンゴ、タンゴと歩きながら考えた。
さっきのスポットライトの二人に

三兄弟の曲に合わせて踊ってもらったらどうなるだろう。