こどもは発想の宝庫だとつくづく思う。
先日見た小学4年生くらいの女の子二人は、
なんだか示し合わせて「よし、いくよ。」と元気に言ったかと思ったら、
次の瞬間、
二人でしょんぼり下を向いてひどくトボトボ歩き出した。
しょんぼりごっこだろうか。
ご近所のもう少し小さな女の子二人は
この夏、一輪車に挑戦中。
暑さにも負けずしばらく乗ったり落ちたりを繰り返した後、
替え歌づくりに熱が入りだした。
メロディーはトトロの「さんぽ」。
次第に盛り上がってきた二人は振り付けを考えはじめ、
ああしたほうがいい、この動きがいいと何度も繰り返して歌うので、
思わずペンをとり、書き取った。
♪ 乗れない 乗れない 私は乗れない
ぜんぜん乗れない ぜんぜん乗れない
みんなは ***(聞き取れず) 体は汗だらけ
赤アザ 青アザ 顔はまっかっか
最後は頭が バクハ・ツ・だー ♪
最後は転んで すりむ・い・たー で終わるバージョンも。
バクハツバージョンの両手を元気に開いて空に上げるしぐさがいい。
元気に歌いながら、
行進して畑のほうへ向かって消えていったあざだらけ傷だらけの二人は、
とことこ戻ってくると、再び一輪車にまたがった。