2010年8月25日水曜日

ファ、ラ、ド、

この町で夏を過ごすのも三度目になる。

一度目には手探り状態で資料を読んでいた。
二度目には手探り状態で書いていた。
今度は何としてでも、書いてきたものを完成させたい。

と、考えていると
ファ、ラ、ドドドドド と、いつもの(姿は見たことがない)鳥が歌った。
でも、今年はなにかをつかんだようだった。

ファ、ラ、ドドドドドドドド ファ 

オクターブ上がった。すごい。
トランペッターやオペラ歌手が、ひとつ上の音域に達したかのような、ほこらしさ。


ファ、ラ、ド、 ファファファファファファ


2010年8月12日木曜日

ジェリービーンズ

夕方、近いのに普段あまり通らない道を歩いたら

古くからある平屋のおうちの庭先に物干しがあって、
そこにジェリービーンズみたいにカラフルな洗濯ばさみが。
どんよりした曇り空に、ぱっと映えて見えた。

若い家族が越してきたのか。
おばあちゃんがカラフルな洗濯ばさみを使っているのか。
どちらにしても、楽しい。




2010年8月11日水曜日

私としたことが

和西辞書、「こと」の項を見ていて…

「彼としたことがなぜそんなことをしたのだろう?」
-- ?Por qué ha hecho tal cosa un hombre como él?

これは、なるほど そう言うのね、と思ったけれど、
次の文に目を通したら、つい笑ってしまった。
スペイン語が直球すぎるのではないでしょうか。

「私としたことが申し訳ありません」
-- Lo siento mucho. 
  ( →英語にしたら、 I'm so sorry. だろう)

日本語の上記の文のように、
この人は何をしでかしてしまったんだろう!?と、
あれこれ状況を想像させる喚起力を持った表現が、
きっとスペイン語にもあるはず。

2010年8月7日土曜日

agua de petit-green

メキシコでは agua de fruta 果物水をよく飲む。
水に、オレンジやパイナップル、西瓜、メロン、などの
果汁・果肉を加え、たくさんの砂糖を入れて。

日本のジューススタンドなんかで売られているものより、
たぶん水の割合は多いけれど、もとの果物の味が濃い、ような気がする。
(飲むときの環境も気分も違うので、ほんとうのところはわからない)

Limonada レモネード や Naranjada オレンジエードと 
アグア・デ・リモン、アグア・デ・ナランハの違いもよくわからない…

それはともかく、初めは甘いと思っても、そのうちやみつきになってしまう。


昨日は、氷水にプチグリーン(まびいたみかんの実、かぼす大)を絞って飲もうとしてから
そういえば、と思い出して、甘くしてみた。(氷を先に入れてしまったので砂糖がとけにくいこと…)

消耗するこの暑さに、嬉しい味。



2010年8月4日水曜日

逆光の猫

駐車場の砂利の上を、
夏の夕日をバックに、
貫禄のあるトラ猫がゆっくり歩いてきた。


2010年8月3日火曜日

ゾーキング

暑い夏。窓を開けていると、吹き込む風で夕方には床がざらざらに…

そんなときにはゾーキング。

床はすべすべ、
汗をかいてたっぷり運動、

一石二鳥、 か。


2010年8月2日月曜日

めぐり

先日の「求人広告」は、すでになくなっていた。
きっとすぐ定員に達したのだろう。ひろくなった保育園は賑やかさを増したことだろう。
ときは、着実にすすんでいる。
民家の庭で咲く、さるすべりの紅色が鮮やか。