2010年11月30日火曜日

走りながら教えてもらったこと

ある人から、一緒に走りながら、教えてもらったこと。

息があがったら深く呼吸をして整えるんだ 自分でコントロールするんだよ
かるく歌いながら走るのもいいし
音楽を聴いて走るのもいい、
気分がのるだけじゃなくて、自分の息があがっていることを意識しないしね

腕はそんなに振らなくてもいい、
今はゆっくり走っているんだから

足はそんなにあげなくても、
出した足を、ただ遠くに運べばいい


最後は必ず、スピードをあげて終える(cerrar)んだ
どんなに疲れていても
あの目印まで全力疾走と決めて、いくんだよ




目印はもう少し遠くにのばしてしまいましたが
走るときも、そうでないときも、教えてくれたことをくり返し、思い出しています。



2010年11月28日日曜日

東京の水辺


東京にも、歩けば日々の息継ぎができるような水辺の風景があります。
この野火止用水は、人がつくり、人が守っている「自然」。

家に帰って 写真を見ながら、この風景を思い返していたところ
こどもの頃に見た映画『おもひでぽろぽろ』の、とあるシーンとつながりました。

山里の景色を見て「田舎だなぁ」とつぶやいてから、
はっと「田舎なんて言ってごめんなさい」と慌てる主人公(タエ子)に
柳葉さん演じるトシオさんが、
いいんです、これは自然の風景ではなくて人の営みがあってできた風景だから
自然じゃなくて田舎だっていう感想は合っているんです、というような趣旨のことをいう。








2010年11月27日土曜日

ブーゲンビリア?




黄色、茶色、赤の秋色落ち葉に気をとられて
視線が下に向きがちだったところに、突然、別の色調が飛び込んできて

「えっ ブーゲンビリア?」

でも、秋の多摩にブーゲンビリアがあるはずがありません。

顔を上げたら、サザンカでした。





次の写真が、メキシコで撮ったブーゲンビリア(奥の木はハカランダ)。
花のつくり云々はさておいて、
見た目に受ける印象では、青みのあるなしが、一番の違いでしょうか。




2010年11月26日金曜日

私の書きもの机






これが私の書きもの机です、
というのがほんとうであるかのように、
深呼吸しながら書くのがいいのかもしれません。

この写真の机のあたりは、桜の葉のいい香りがして
深呼吸せずにはいられないのは、ほんとうのことです。


2010年11月21日日曜日

En busca del sol




En busca del sol





Sol encontrado

El paso del tiempo





En el mismo lugar, hacia la misma hora,



En un poco más de una semana...


Pero me gusta también el otoño,
cuando comienzan una nueva vida las hojas.

2010年11月13日土曜日

Yaka Yaka- Woka, "Ladybug"

今月、ひとつだけの贅沢。
これだけは、何がなんでも、見逃せませんでした。

とてつもなくかっこよいダンサーである友人・西林素子さんが出演する
ダンサー三人による Yaka Yaka- Woka のステージを見てきました。

ダンスと、映像 (そして音楽) を組み合わせたステージで
曲が変わるごとにガラリと違う味で、1時間強のあいだ、楽しみっぱなし。
ひとことで言えば 「目が釘付けになる面白さ」 でした。

が、それでは、自分が楽しんだだけで終わりなので
次回公演(2011年2月とのこと)を、
ひとりでも多くのひとに、間近で見てもらえたら素晴らしいという思いで

今回見ていないかたがたに
小難しいものだったかのような印象をうんでしまう危険を承知で書くとすれば…


身体表現のさまざまな可能性を追求した舞台なのだろうと、思いました。
間違いなく、見ていて楽しいダンスのショーなのに、
<からだ>には、これだけ多くの顔があるものか、ということに気づかされます。

デジタルの信号と化した世界と対比された、血の通った肉体。
猫のような仕草を取り入れたように見えた、動物的な肢体。
日常の生活のなかで、わたしたちが普段自然に動かしている、からだ。
その動きによって、コミュニケーションの道具となっているような身体。
欲望の対象となり消費される商品として演出される美しいカラダ。
まぶしいファッションを魅力的にみせるボディー。
湧き出る感情の表現手段としての、体。
リズムと、あるいはメロディーと一体となる、体。

など、など。

三人のダンサーもそれぞれ違う味を持っていて、
ひとりひとりに忘れられない一場面がありました。

嶌村さんは、ステージ脇の鉄棒をつかっていた曲での、妖しく、哀しく、逞しい美しさ。
松田さんは、ルイ・アームストロングみたいな声の曲にあわせた、体をつきうごかすような、
あふれる喜び (歌い手が見たら、嬉しいに違いありません)。
素子は、ウクレレ版「星に願いを」のときに、
青と白のイルミネーションを見つめて佇む姿
(あんなに踊れる人だからこそ、立ち姿も美しいのでしょう)。

今回の公演は明日11/14 (日)が最終日ですが、
(詳細は、右下の LINKS リストにある、西林素子さんのページからご覧ください)
ぜひ、2月の第二回公演へ。



2010年11月8日月曜日

ラジオ、ネットで詩人の話を聞く

詩人の新井高子さんから、
ラジオ番組ご出演のお知らせと、
夏に行われたトークイベントが
ネット上でダウンロードできるようになったというお知らせをいただきました。

ご本人の許可を得て、お知らせ(点線内)を転載します。

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1.
11月14日(日)夜11時~11時30分、
InterFM(76.1KHz)のラジオ番組「ラジオの街で逢いましょう」に出演します。
毎週、さまざまなゲストを呼んで、トークを届けています。
お忙しいところと存じますが、お聴きいただけたら幸いです。

2.
7月の六本木で、翻訳家のジェフリー・アングルスさんと行ったイベント、
「詩のタマシイ、日本語のソウル」が
「ラジオデイズ」という声のサイトから、ダウンロードできる運びとなりました。
このサイトは、上記のラジオ番組と連携しているほか、
講演、対談、朗読、落語、講談などなど、豊かなコンテンツがそろっています。
皆さんのお気に入りも、見つかるかもしれません。
こちらも、どうかお楽しみください。

サイトのアドレスや内容など、詳しくは下記でご確認ください。

秋も深まりましたので、ご自愛くださいますよう…。

新井高子拝
詩誌「ミて」編集人

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