2008年8月26日火曜日

ひったくり被害の後始末~警察への届出~

(追記:以下の記事は、メキシコシティでの出来事・届出についてです。)

ひったくり被害の後始末がようやく一段落しつつある。


このページの主旨からは外れるけれど、
警察への届出について、簡単にメモを残しておきたい。

被害にあった夜は、ショックと足の痛みでそれどころではなかったし
一晩中かかる上に得るものはないと聞くし、すぐに届け出には行かなかった。
結局、出向いたのは一日半経ってから。「被害から24時間」という話も聞いたけれど、大丈夫だった。
 

~届出の流れ~ まず…被害を受けた地区の管轄の警察署に行く

①怪我がある場合は医師の診断を受ける
②被害の届出を出す (被害に遭った場所、状況、犯人の描写、盗られたものの内容や額など)
③別の部署に行き、同じく被害状況や犯人の描写などを話す 
 ここでは、とくに犯人についての情報が主眼のようだった

④盗られたものの中で領収書や保証書があるものがあれば、
 届出から5日以内に再び署に出向き、コピーを提出

さて
①がまず、曲者。
「医師がいま昼ごはんに出たばかりで、三時間戻らないので別のところに行ってください」
→別の署に行く。付き添ってくれたEduの家族は入れず、私一人で待合室へ進む
→廊下に上半身裸の男性が倒れている …彼は捕まった側の人だった。
 上半身裸の男性がもう一人いて警官を「何で捕まえたんだよ」となじっているので、離れて座る
→さんざん待った挙句に医師の部屋に入ると、テレビでオリンピック中継が 注意散漫
→医師はいい人だったけれど、おしゃべり好き。(このせいで一人一人に時間がかかるんだろう)

②はスムーズに進んだ。担当してくれた警官は親切だった。

③この部署にはやたらとたくさん警官がいて、親切ではあったけれど
テレビがあった。いくつもの目の追うさきにはオリンピックが…
ワールドカップのときは、五輪にも増して「被害者<テレビ」だったに違いない。

②で書いた書類のコピーを持っているのに、「どうしました」から再びすべて話す。

④「ちょっと待ってくださいね」 「もうすぐだから」 
と言われて、待つこと二時間。また「どうしました」から聞かれ、少しぐったりする。
少し無理をしてでも、朝一番に行くのがいいように思う。



即時に届け出をしたほうがいい場合もあるのだろうけれど、
実感としては、被害当日に行っていたら、まだ神経がぴりぴりしていて
あれこれの細部に受けるショックが大きかったに違いないので
少し落ち着いてから警察に行ってよかったようにも思う。

やれやれ。