携帯電話のプリペイドカードを買いに、近所の薬局に寄った。
ちょっと見ない間に、薬局の外壁は真っ白に塗り替えられていた。
カードを取りに奥に入ったおじさんを待ちながら、レジの女性に「壁を白く塗ったんですね」と言うと、
「久しぶりね、だいぶ見なかったけれど、元気だった?どうしていたの?」
領収書を書いてもらったときに、少し会話をしたから、覚えていてくれたのだろう。
そういえば、五月に派手に体調を壊して以来、来ていなかった。
健康だったので、薬局に寄る用事もなかったのだ。
病院の待合室、お年寄りたちの会話:
「○○さん最近見ないけど、どうしたのかしらね、具合が悪いのかしらね」
…という笑い話と、ちょっと似ている。