2008年8月5日火曜日

息子へのプレゼント

同じ通りに店を構える葬儀屋のおじさんと、会えば挨拶をし、ときどき立ち話をする。

ちいさな息子のダビ君は長いまつげ、つぶらな黒い瞳の持ち主のはにかみ屋で
バレンタインの日にはハート型のシールをそっと渡してくれてから、キャーと奥へ逃げて消えた。

ダビ君は今学期から小学生。きっと今頃わくわくしているだろう。
お父さんは幼稚園の間あることを続けていて、小学校に行ってからも続けるつもりだと言う。
それは、息子の日々の記録。

ダビに何かプレゼントをしたいと考えて考えて、思いついたんだよ。
ともだちと喧嘩をした日、叱られてしょげていた日、ほめられて嬉しかった日、
ぜんぶそこに書き留めてある。大きくなったら、ダビにあげるんだ。