世の中の人がそれぞれに紡ぐ糸は、どこかでふと交差して
その隠れた道筋に、気づくことがある。
"アイヌ民族の口伝えの神謡を記録するために
「アイヌ神謡集」を残し、19歳という若さで命を閉じた
知里幸恵。その生涯を、劇団「ムカシ玩具」の女優・舞香さんが
舞台化し、1日から一人芝居で公演する。”
(朝日新聞、むさしの版、10月1日朝刊より)
知里幸恵さんのことを知ったのは、
2007年の7月、札幌で、
「アフンルパル通信」の刊行を記念した集まりにお邪魔したとき。
編者である吉成さんのご友人の千恵さんが、
その日に手にしたばかりだった、知里幸恵さんの生涯を綴った本を
会ったばかりの私にプレゼントしてくれた。
先日、「津田信吾さんへの絵葉書」の集まりで、千恵さんにばったり再会した。
旅行中だった彼女は、旅程を変更して、そこに駆けつけていた。
劇を見に行けるか。行きたい。
劇団のページ
http://mukashi-omocha.net/
劇場のページ。新宿から一駅、笹塚駅すぐにある。
http://www.kyowakoku.net/index.htm