2008年1月28日月曜日

野生の血

                 (2004年7月撮影)

あたたかくて手放せないダウンジャケットは、
歩くのに合わせてふさ、ふさ、と、フードについたファーが揺れる。
ノルウェーの夏猫は、自前のふさふさを備えていた。
これほど見事な毛皮がなければ、北国の冬を乗り切るのは大変なのだろう。
これが七月の姿だから、キツネやオコジョのように
冬には真っ白になるんじゃないか、と想像してしまう。

ふさふさの猫は、どこかおっとりして見えるが
フィヨルドの町Vossでは、ふさふさ猫が二匹、
野生の血を騒がせていた。