Jamaica Break ハマイカブレイク
言葉・人・東京などについて。2008/2009.2はメキシコ便り
2008年1月28日月曜日
野生の血
(2004年7月撮影)
あたたかくて
手放せないダウンジャケットは、
歩くのに合わせて
ふさ、ふさ、と、
フードについたファーが揺れる。
ノルウェーの夏猫は、自前のふさふさを備えていた。
これほど見事な毛皮がなければ、北国の冬を乗り切るのは大変なのだろう。
これが七月の姿だから、キツネやオコジョのように
冬には真っ白になるんじゃないか、と想像してしまう。
ふさふさの猫は、どこかおっとりして見えるが
フィヨルドの町Vossでは、ふさふさ猫が二匹、
野生の血を騒がせていた。
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