すべての始まりは、あの遊びのあの文句だった。
「だるまさんがころんだ」
小学校の3,4年生になると、この遊びに
「インディアンのふんどし」というのがいつの間にか加わった。
地方ルールなんだろうか、鬼がこう言ったときには
ぴたっと静止する代わりにワサワサ動いていなくてはならない。
出所は?だるまさんとのつながりは?
10文字で6と4のリズムが「だるまさんが…」と同じで語呂がいいからか。
語呂と言えば、
日本語で心地よいリズムは5、7が基本かと思っていたけれど
6,4(特に3,3,4)も実は語呂がいいんじゃないだろうか。
いろいろ組み合わせてみると…
パン屋さんの愛弟子
交差点でばったり
雨の夜の落書き
よその家の屋根裏
母の日には菜の花
春の午後のミツバチ
いつの間にかふるさと
ふるさと と言えば
「ふるさと」も6,4(3,3,4)であることに思い至った。
志をはたして
いつの日にか帰らん