メキシコでは、ケチャップは「カツァッp」 と呼ばれている。
(カタカナ化した"pu"のように母音は入らないので "p"
「カ」に強勢がある。)
「カツァッpを取って」、と自分で使ってみたときに
どうしてもおかしくて クスッと笑ってしまったら、
どうしたの、と尋ねられ、
発音が面白いんだといったら、
じゃあ日本語では何ていうの、と尋ねられ、
「ケチャップ」と、カタカナで平板に答えたら、
あはははは、おかしい、と大笑いされた。
どちらが「正しい発音」に近い、
なんていう面倒なことを考えるわけでもなく互いにカラカラと笑いあって、
それ以来、日本でも カツァッp と思いながら、あの味つきトマトソースを使っている。