Síncopa. (小学館西和中辞典)
1.(音)シンコペーション
2.(文法)語中音消失。 natividad →navidad, Barcelona→Barna.
シンコペーション、たとえば、
タタタタタタタタ の代わりに、 タタータータータ。
日本語でことばが簡略化されるとき、
途中の音が抜けて頭とおしりが残るというパターンは、あまりないんじゃないだろうか?
頭を残すのはともかくとして、語のおしりはあまり重視されないように思う。
天ぷら+どんぶり なら、二語の頭をとって、天丼。「天ぶり」にはならない。
あれこれ考え、ようやく思い当たったのが「すし」だった。
しかし、「すし」 =「酢飯」の頭とおしりをとったものではないか、
という仮説は、辞書を引いた途端に脆くも破れたのだった。
「すし」(デジタル大辞泉)
形容詞「酸し」の終止形から。