何かの拍子に、「ありがたき幸せ」というフレーズを
羽織袴に丁髷の映像つきで思い出した。
(大岡裁きの番組だろうか。)
ふと考えれば、この場合の「あり難き」には、
「ありがとう」という際には意識しない、字義通りの意味が残っている。
各言語の「ありがとう」という表現が、
もとはどんな意味の言葉からできているのか調べたらおもしろそうだ。
頭に浮かぶ範囲では、
gracias, merci は、キリスト教の神の恩寵という意味が関わっていそうだし
(↑別れの挨拶の Adios, Adieu のように)
obrigado は恩義を受ける、借りができたという感じがありそうだ。
Thank you や 謝謝 は、直球だと思う。