土曜。遠くメキシコを訪れてくれた友達に
賑やかな週末のコヨアカンを見せよう、と
久々に行ってみたら、何と!
民芸品、お香、三つ編みの店…
あれこれの屋台が所狭しと立ち並び、
すれ違うのもギリギリの賑わいだったのに。
二頭のコヨーテ像の広場も、
教会の前の広場も、
どちらも金網に囲まれて見る影もない。
foto by H. Horinaga
教会側の金網の外側には、いくつかの出店が横一列に肩を並べて細々と商品を売り、
店を出し続けるための支持を求め、署名を呼びかけていた。
その正面には、警察の角ばったトラックが静かにとまっている。
広場の改修工事のため、ということらしいが
新聞Universalの記事を後から見たところによれば
公式な手続きが取られないまま工事が強行されたのが原因で、こうして対立が続いているようだ。
Café de Jarochoまで行ったら、この店は相変わらず盛況だった。
修復が進んだ後のコヨアカンは一体どうなってしまうのやら、と思いながら、
植え込みの縁に腰掛けてアイスココアを飲んだ。