2007年11月5日月曜日

イタリアン・バーベキュー


日曜の朝、湘南新宿ラインに揺られて籠原へ。
駅まで迎えに来てくれた先輩の車で、
ワイワイとご自宅へ向かう。
「庭でバーベキュー」と思って
ジーンズにフリースにスニーカーで行ったのに、
準備がすでに進んでいたのは、
カラフルできれいでいい香りで端正なイタリアン。
焼きたての
香ばしいバゲットを切るのと、
アスパラに生ハムをまく役目をもらった。



テーブルにはシャンパン、サングリーアにペリエ。
こんなに洒落たテーブルの向こうでは、
こどもたちがはしゃぎ回っている。











鶏にバジルペーストを塗って
チョリソー(違ったらごめんなさい)を巻いた串焼きに、
ハーブに漬け込んだ牛肉、ズッキーニ、なす、
かぼちゃ、アスパラの生ハム巻き、
鮭としめじのホイル焼き。








庭のオリーブはつやつやしたきれいな黒。
秋になる前は、緑だったらしい。

「ぶるーべりー」と言って収穫してしまったこどもを見て、
オリーブの持ち主は「あー…」と苦笑。









庭のではないオリーブと、タコのサラダ。
「この黒いの、好きー」なんて、
まだ四歳の誕生日前だというのに…
その横からは、
「ぶるーべりー」というつぶやきが再び聞こえてきた。








半分に切ったミニトマトの甘さと、
鶏の塩味にバルサミコが絶妙なおいしさ。
水菜バージョンとルッコラバージョンがあり、
お勧め通りにルッコラはさらに美味しかった。
サラダ一品とパンと水があれば、十二分に満足できる。







ボンゴレ・ビアンコと、
パンチェッタとトマトのパスタ二皿を
くるくる巻いて食べたあと、
さらにオーブンから登場したのはラムチョップ。
焼き加減も最高で、骨ぎりぎりまで食べる。

デザートには、とろとろティラミス。




…と、写真に写っている洒落た素敵な料理は
日曜の集まりの主役のうちのひとり。

もうひとりの「主役」は、
カレーを食べ、なわとびをし、
大興奮で白玉だんごをつくり、
ケーキ!ケーキ!と飛び跳ね、
歯みがきした後も、こっそりつまみぐいしてしまうこどもたち。

美味しいものを
たくさんいただき、
こどもたちと一緒にたくさん笑い、たくさん動き、
こどもたちの思いがけない行動や、先輩たちの頼もしい「親」ぶりに、
すっかり感じ入る日曜でした。