2011年4月20日水曜日

Dos Gardenias を聴き

昨日、4月19日の午後1時から4時10分の間に
一緒に Ibrahim Ferrer 歌う "Dos Gardenias"
を聴いたひとたちが、もし縁あって、このページにたどりついたら。

キューバを撮った映画で、
私がほかに好きなのは
・『キューバ・フェリス』 "Cuba Feliz" (2000年)
・『永遠のハバナ』 "Suite Habana" (2003年)
です。

ストーリー性がある作品が好きならば、
・『バスを待ちながら』 "Lista de espera" (2000年)も、
いいかもしれない。
・『ビバ!ビバ!キューバ!』 "Un paraíso bajo estrellas" (1999年)
 は、ドタバタのラブコメディーだけれど、
 映画から脱線して、
 こんな人種構成の複雑さを生んだものは、何?
 どんな歴史があった?
 と、あれこれ疑問を広げていく取っ掛かりにも、なるかも?
 
どれも、日本語字幕つきで見ることができます。

それにしても90分×15回、なんと、短いことか。
でも、その短いなかで
あちこちの世界へ続く「扉」みたいなものを開くお手伝いができれば
それほど嬉しいことはありません。

一人ひとり、世界・社会を見る目を持ち、考えを持って生きていますが
教育を受け、人生経験を積んでいく途中のある段階で
「~~で当たり前」「~~であるべき」
と、考えを限定・固定化してしまったら勿体ない。
価値観も世界観も社会観(なんて言葉があるかわかりませんが)も人生観も
常に問い直される、書き直される、
豊かに・複雑にされる、
開かれた可能性を秘めたものだ、
と、こっそり(公に、長々と)囁いておきます。