2010年9月22日水曜日

石榴と月

あの石榴の木はどうなっているか、
と思ったら、おお、やっぱり、立派に実っていた。

暮れるのが早くなった夕方の空には、まあるい月。

三人の姉妹(きっと皆小学生)と、よく似た感じのおかあさんの四人連れが、
すれ違いざまに月のことを話していた。

「きれいなみかづきだね」
「え、なあに、これは三日月じゃないよ」
「ええー、でも、これが<みかづき>っていってた」
「やだ、これは満月っていうんだよ」

以前、中学以来のともだちが教えてくれたページを思い出した。