2008年2月27日水曜日

陽だまりの黒猫

いつもは調べないような言葉を辞書で引いてみたら面白い。

【広辞苑:日】
①太陽。日輪。おひさま。万葉集(3)「渡る-の影もかくらひ」。「-が出る」
②(「陽」とも書く)太陽の光または熱。万葉集(10)「照る-にもわが袖
乾(ひ)めや」。「-にあたる」「-がさす」
(以下計13の語義が続く)

【Diccionario de la Lengua Española, Real Academia Española:Sol】
1.我々の惑星郡の中心である、光り輝く星。「至(夏至・冬至)とは、Solが回帰線に位置する時である。」
2.この天体の光、熱、影響。「Solのもとに座る。Solを浴びる。Solが部屋に入る。Solと雪で焼ける」

【広辞苑:くろ】
①色の名。墨のような色。
②囲碁で、黒石の略。また、黒石を持つ方。⇔白。
③犯罪容疑者が犯罪の事実ありと判定されること。また、その人。有罪。「判決は-と出た」⇔白

【Diccionario de la Lengua Española, Real Academia Española:negro, -ra】
1.物体の表面がいずれの可視輻射光線をも反射しない状態のことをいう。
2.すべての色の不在をいう。
3.人物について、肌の黒い人。
4.この肌の色によって特徴付けられる民族集団に特有だと思われるもの。「negra音楽、negro芸術。」
(以下、計20の語義が続く)

言葉の定義も、文化や歴史を反映している。ちなみに広辞苑の「白」の項の説明は、RAEに近い、が
「太陽の光線をあらゆる波長にわたって一様に反射することによって見える色。雪のような色。」
…雪!