Jamaica Break ハマイカブレイク
言葉・人・東京などについて。2008/2009.2はメキシコ便り
2007年9月9日日曜日
光の原色の混ざる場所
土曜日、ブラジルフェスティバルに出かけた。
ここまで大勢の人が集まっているとは!
へこへこにお腹を空かせて代々木公園に着き、
お目当てのシュラスコの列に並ぶ。
食べ応えがあって美味しい。いくらでも食べられそう。
ステージの見える歩道橋に座って、
揚げパンのようなひき肉入りパステウを頬張る。
ライブのステージに二人の女性ダンサーが現れた。
カーニバルのような惜しみない出で立ちと見事な体の動きに
男性陣の視線は釘付け。
人の流れも変わりステージに向かう流れが生まれる。
パナマ人の友だちがブラジル人の友だちに何か聞いて驚いている。
「あれでも日本向けに、いつもよりたくさん着ているんだって!?」
音楽に合わせ、緑地の国旗の両端を二人で持って翻す男の子たち、
こどもを肩車して踊るお父さん、
楽しげな緩めのステップが生まれる家族連れ。
友だちの友だちが通りかかって輪に加わり、
別の友だちを見つけ、その輪に加わり、
出会いが出会いにつながり、色が混ざっていくあの素敵な混沌。
人の出会いは光の原色を混ぜ合わせるよう。
濁って黒になったりせずに、明るく光になっていく。
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