2007年9月9日日曜日

光の原色の混ざる場所

土曜日、ブラジルフェスティバルに出かけた。ここまで大勢の人が集まっているとは!へこへこにお腹を空かせて代々木公園に着き、お目当てのシュラスコの列に並ぶ。食べ応えがあって美味しい。いくらでも食べられそう。



ステージの見える歩道橋に座って、揚げパンのようなひき肉入りパステウを頬張る。ライブのステージに二人の女性ダンサーが現れた。カーニバルのような惜しみない出で立ちと見事な体の動きに男性陣の視線は釘付け。
人の流れも変わりステージに向かう流れが生まれる。
パナマ人の友だちがブラジル人の友だちに何か聞いて驚いている。
「あれでも日本向けに、いつもよりたくさん着ているんだって!?」


音楽に合わせ、緑地の国旗の両端を二人で持って翻す男の子たち、
こどもを肩車して踊るお父さん、楽しげな緩めのステップが生まれる家族連れ。友だちの友だちが通りかかって輪に加わり、別の友だちを見つけ、その輪に加わり、出会いが出会いにつながり、色が混ざっていくあの素敵な混沌。

人の出会いは光の原色を混ぜ合わせるよう。

濁って黒になったりせずに、明るく光になっていく。