2008年3月26日水曜日

紫の樹

紫という字はハカランダに似ている。

いま、メキシコシティは紫の花盛り。
歩いていても、バスに乗っていても、
そこに紫!あそこに紫!あちらにも紫!

花ごと散るので、樹の根元、木陰のできる部分は
紫の丸いテーブルクロスを敷いたようになっている。



このハカランダ、
マツモトという日本人がメキシコに持ってきたのだと聞いた。

複数店舗を持つ高級花屋の名として今でもここに生きている、
マツモトさん。


どんな経路を辿って、どんな経緯で、
ハカランダの種を携えてこの町に来たのだろう?