2008年3月16日日曜日

大学都市の夜

映画製作の勉強をしているエセキエルが
レイ・ブラッドベリの劇The October Conturyを見に行こうと誘ってくれた。
UNAM(メキシコ国立自治大学)の建築学部の講堂で、夜の観劇。

カーテンコールの笑顔を見ても、まだ劇中の絶望が頭に残る。
講堂を出たら、その外にも、非日常の世界が広がっていた。

広大な大学都市のキャンパスは
セマナ・サンタの前の金曜夜とあって人影が少なく、明るい図書館も無人。
かと思えば、駐車場ではカーステレオにビールで踊る学生たちの姿も。




中央図書館の壁画も、
咲き誇るJacarandaの花も、
なんだか現実味のない、
不思議な存在感で明るく照らされていた。