2010年12月3日金曜日

失せものはくすくす笑っている

メキシコ国立図書館の奥まったところにあるアーカイブで
手間と時間をかけてようやく手に入れた画像データなのに、
けっきょく使わないことにしようとしていたのを
いや、やはり使おうかと思い立ったら、なんたることか、
そのディスクは、あるべきところになく、範囲を広げて探しても見つかりません。

こういう状況のとき、エルバさんは
(個人的な使い方なのか、それとも慣用的な表現なのかわかりませんが)
さがされているものが、どこかに隠れて、くすくす笑ってる といっていました。

こどもたちの、かくれんぼの、かくれている方みたいな気分を
「失せもの」(さがしている私から見れば)が味わっているということでしょうか。
降参するから出てきてほしい。