朝、久しぶりに公園に走りに行った。
最初は調子よかったのだけれど、
数日のあいだ座り通しだったのに加えて朝の冷えがこたえたのか、
途中、左のかかとから脛にかけての筋にぴきっと何かが起こり、
これはまずいと足をゆるめて止めた。
ああ、この先は歩いていくしかないか、痛めたらあとが困るしな、と
舗装道路から草地にはずれ、足首をまわし、筋をのばし、また足首をまわし、
草地を歩くこと、80メートルくらい。
ふたたび舗装道路に戻ったら、
なんということでしょう、筋はすっかり元どおりになっておりました。
しかも草地を歩いた両足には、しばらくのあいだ、
暖かく湿り気を帯びた感覚がほかほか残っていた。
土の上を歩くこと。