先日、Fondo de Cultura Econónimaの書店で
絵本作家Oliver Jeffers を迎えたイベントがあった。
http://www.oliverjeffers.com/
語り手のおねえさんが絵本を声に出して読み、
それと同時にオリバーさんが、模造紙に各ページの絵を描いていくという趣向。
おねえさんがこどもたちに火をつける。
おねえさん 「それからおとこのこは、みじたくをはじめました。まずはメ、メ、メ…」
こどもたち(口々に)「メガネ!!!!」
おねえさん 「つぎに ボ ボ ボ…」
こどもたち 「ボウシ!!!!!」
一冊目は、飛行機で月に行った男の子がエンストの難に遭い、宇宙人と協力して家に帰る話
二冊目は、本をむしゃむしゃ食べてしまう男の子の話。(邦訳あり)
二冊目が始まる直前、ちいさなお兄さんが、もっと小さな弟を連れてきた。
絵本を抱きしめた小さな弟は、タイトルが読まれると同時くらいに、
「本をたべる おとこのこの はなし!!!!!!」
その子は、大好きな絵が目の前でうまれていく瞬間にときどき身震いしたり
うずうず、そわそわ、居てもたってもいられずに
絵本のページを開いてみて、まわりの人たちに見せてあげたり。
朗読が終わると、模造紙の絵を賞品に、クイズ大会が始まった。
「おとこのこが家に戻ると、部屋にいたお客さんはだれでしょう?」
ハーイ ハーイ ハーイ 「ペンギン!!!!!!」
こどもたちは、ページの隅々まで知っている。
大興奮のこどもたち、きっと夜はぐっすり眠ったことだろう。