2008年11月23日日曜日

勤労感謝

メキシコでも、別の町のひとたちが「メキシコシティの人は冷たい」と言うのを聞くけれど
ほんの一言から、会話の橋がぱっとできあがることがある。

土曜の夕方6時過ぎ、バスを待っていたら、小型バンのタイプのが来た。
ヘッドライトを点滅させて、乗る?とのサイン。
人差し指を立てて右腕を上げると、すっと止まって、助手席のドアが開いた。

gracias 、と言って乗ると、
これからどこに行くの?と運転手さんに話しかけられた。
家に帰るところ。

ちょこちょこと会話をしているうちに、ふと気になって聞いてみた。

今日は、何時まで働くんですか?
夜の10時までだよ。
朝は?
朝は、5時から。
食事は?
朝の5時。

市民の足、庶民の足の運転手さん、こんな長時間労働をしていたとは。

家族は寂しがらないか、と聞いたら、
結婚もしていないし、恋人もいないんだよ。

そういえば、
同じ小型のバスで、助手席に恋人を乗せておしゃべりしているのは何度も見たことがあるし、
大きな車両のときには、休日に前方座席に運転手家族ゾーンができていることもある。