田村さと子先生の『百年の孤独を歩く』について、
「旅して、語り伝える」と題して書いた書評が
現代詩手帖、2011年9月号に掲載されました。
『百年の孤独を歩く』と、ガルシア=マルケスの作品の数々、
そしてガルシア=マルケスの自伝『生きて、語り伝える』が
書店の書棚から、ひとりひとりの部屋の書棚へうつるための
かすかなきっかけになれば幸いです。
ちなみに、この9月号では
かの伊藤比呂美さんについての充実した特集が組まれています。
暑さがやわらいで、気を抜くと疲れが出てきそうなこのごろに
読むと、なにか、切り花の茎から根が生えるような、変化が起きる感じをおぼえます。