グルノーブルに留学したときに知った画家、
ラウル・デュフィ。 (Raoul Duffy, 1877-1953)
小さな店で、不思議に心ひかれてポストカードを買ったのがはじまりだった。
線はどこか不器用にも見えることもあるのに、なんだかいい。
そして何より、色あいがとにかく美しい。
それ以来、カードを見つければ買い求めてきた。
2006年に東京駅大丸ミュージアムで展覧会「美、生きる喜び」が開かれたときには
布の織り模様・プリントのデザインの特集を見られて大満足だった。
そして今度は三鷹市ギャラリーでの展覧会!
題して「くり返す日々の悦び」。
http://mitaka.jpn.org/ticket/090418g/
今回の新しい発見は
ひとの背中を描くのがうまいということ、
独特な色の切りかえ方の出所が、
舞台美術の書割を手がけたところにあるものかもしれないということ(これは勝手な想像)、
そしてパブロ・カザルスとの親交があったこと。
展示が見られるのは、6月28日(日)まで。
JR三鷹駅南口を出てすぐのビルの5階、「三鷹市ギャラリー」にて。