2009年6月12日金曜日

誰の耳?

音と意味する内容が一致するような言葉がときどきあるが
「ささやく」の場合は
whisper(英)、susurrar(西)chuchoter(仏)
どれも感じが出ている。

漢字もいい。

   囁く

口を寄せてそっと囁きを伝える先は、耳ひとつのはず、
だとすれば
あと二つの耳は、秘密にひかれて寄ってきた耳?

2009年6月11日木曜日

如雨露

ビジャルウルティアのごく若いころの詩に
涙と雨を重ね合わせたものがある。

llorar(ジョラール、泣く)という動詞の名詞形
lloro (ジョーロ、泣くこと)も使っていて

ジョーロ、
涙、
雨、
草木に降り注ぐ、

と連想は広がり、「じょうろ」の語を辞書で引かずにはいられなくなった。

「如雨露」
(一説にjorro ポルトガル語の転訛とする)草木などに
水を一面にかけるのに使う道具。桶状の水溜めと、
柄状の長い管の先に小穴のたくさんあいた頭があり、
そこから水を出す。じょろ。   (広辞苑)

スペイン語は関係ないらしい。
ではポルトガル語のJorro とは?

「jorro」
噴出、ほとばしり。
lloro de água: 水の噴出 (現代ポルトガル語辞典)


「一説」が正しいのか否かはわからないが、
如雨露という漢字を当てた人の感性が抜群だと思う。

2009年6月9日火曜日

風流

夜の井の頭線、急行吉祥寺行きにて。


「お知らせいたします。

 ただいま、東松原駅では
 あじさいのライトアップをおこなっております。 
 
 右側の車窓をご覧ください。」


2009年6月5日金曜日

文字通り

カラスたちはちょうど子育ての時期なのか
付近の電柱や家々の屋根で
チームを組んでの警戒態勢がしかれている。

活発なカラスたち。


そして。

ぱらぱら雨が降ったあと、
道路に、真っ黒な、
カラスの塗れ羽が落ちていた。

2009年6月1日月曜日

電子辞書蘇生

電子辞書を愛用している。

あるとき、なにかを引いた状態で右脇に辞書を置いていたら
勝手に動き出した。
見れば、 d の文字が勝手にどんどん打ち込まれていく。

パソコンでもなく、ウィルスが入るはずもないのに、、、
何を引いても dddddddd が邪魔をする。

裏のリセットボタンを押してみた。
直ったかと思ったのも束の間、dddddddddddd
恐ろしい。

そのうちに、キーボードがまったく利かなくなった。
d のキーすらも。

電池を抜いてしばし考え、
ああ、そういえば、ケースに入れずに持ち運んだ日があったと思い当たった。
そのときに接触がおかしくなってしまったのだろう。

ということは、もしかしたら、、、

どうせもう動かないのだし、保証期間はとっくに過ぎている。
えいえいえいと肩もみの要領でキーボードを押しほぐしてみた。
どうかなあと電池を戻し電源を入れると。

生き返った!


もうケースなしに持ち運んだりしません。