2010年12月4日土曜日

世界を相手にする話

道を歩いていて、二人連れとすれ違うときに
耳をすましているわけでもないのに
こぼれ聞こえてくる会話のかけらがある。

先日、ついキャッチしてしまい、気になったかけらは
散歩中の老夫婦(と見えた二人連れ)の、おじいさんの方のことば。

「でもあれじゃ、世界には、通用しないよなア」



2010年12月3日金曜日

失せものはくすくす笑っている

メキシコ国立図書館の奥まったところにあるアーカイブで
手間と時間をかけてようやく手に入れた画像データなのに、
けっきょく使わないことにしようとしていたのを
いや、やはり使おうかと思い立ったら、なんたることか、
そのディスクは、あるべきところになく、範囲を広げて探しても見つかりません。

こういう状況のとき、エルバさんは
(個人的な使い方なのか、それとも慣用的な表現なのかわかりませんが)
さがされているものが、どこかに隠れて、くすくす笑ってる といっていました。

こどもたちの、かくれんぼの、かくれている方みたいな気分を
「失せもの」(さがしている私から見れば)が味わっているということでしょうか。
降参するから出てきてほしい。


2010年11月30日火曜日

走りながら教えてもらったこと

ある人から、一緒に走りながら、教えてもらったこと。

息があがったら深く呼吸をして整えるんだ 自分でコントロールするんだよ
かるく歌いながら走るのもいいし
音楽を聴いて走るのもいい、
気分がのるだけじゃなくて、自分の息があがっていることを意識しないしね

腕はそんなに振らなくてもいい、
今はゆっくり走っているんだから

足はそんなにあげなくても、
出した足を、ただ遠くに運べばいい


最後は必ず、スピードをあげて終える(cerrar)んだ
どんなに疲れていても
あの目印まで全力疾走と決めて、いくんだよ




目印はもう少し遠くにのばしてしまいましたが
走るときも、そうでないときも、教えてくれたことをくり返し、思い出しています。



2010年11月28日日曜日

東京の水辺


東京にも、歩けば日々の息継ぎができるような水辺の風景があります。
この野火止用水は、人がつくり、人が守っている「自然」。

家に帰って 写真を見ながら、この風景を思い返していたところ
こどもの頃に見た映画『おもひでぽろぽろ』の、とあるシーンとつながりました。

山里の景色を見て「田舎だなぁ」とつぶやいてから、
はっと「田舎なんて言ってごめんなさい」と慌てる主人公(タエ子)に
柳葉さん演じるトシオさんが、
いいんです、これは自然の風景ではなくて人の営みがあってできた風景だから
自然じゃなくて田舎だっていう感想は合っているんです、というような趣旨のことをいう。








2010年11月27日土曜日

ブーゲンビリア?




黄色、茶色、赤の秋色落ち葉に気をとられて
視線が下に向きがちだったところに、突然、別の色調が飛び込んできて

「えっ ブーゲンビリア?」

でも、秋の多摩にブーゲンビリアがあるはずがありません。

顔を上げたら、サザンカでした。





次の写真が、メキシコで撮ったブーゲンビリア(奥の木はハカランダ)。
花のつくり云々はさておいて、
見た目に受ける印象では、青みのあるなしが、一番の違いでしょうか。