1928年には色々なことが起きている。
アンドレ・ブルトン『シュルレアリスムと絵画』、『ナジャ』出版
ジャン・コクトーのGiorgio de Chirico 論『世俗な神秘』出版
モーリス・ラヴェル『ボレロ』初演
この辺りの年表をつくっていて、
ふと ウィキペディアで「1928」を調べてみた。
日本語のページを見れば、
コカコーラがヨーロッパに輸出されたこと、
1月に相撲のラジオ放送が始まったこと、
7月にイギリスの女性参政権を認める法が施行されたこと、
9月にペニシリンが発明されたこと、
10月に蒋介石が国家主席になったこと、
など。
時代感覚のずれが不思議
。
そして、ウィキペディアの各国版の違いも面白い。
日本語版は、出来事の後に、この年に生まれた著名人のリストがあり、
スペイン語版は、何日という日付まできっちり書き込んだ上で、すべてが時系列順に並べられており、
フランス語版は、アフリカ、アメリカ、アジア、ヨーロッパと出来事が地域別に区分されている。
ナワトル語版は、たった一行。何が書いてあるのかわからないのが残念。