梅の枝、梅の花が、
こんな風に雪綿帽子をかぶっていたのは、束の間のことだった。
雪はほんの数時間ですっかりとけて、
何ごともなかったかのように消えた。
陽射しを受けた梅の花は、けろりとしていた。
2008年の2月14日夜、メキシコシティ、サン・アンヘル市場の近くにて。懐かしい(形)なつかし 〔シク〕動詞「なつく」の形容詞化1.心がひかれて離れがたい。 ア.魅力的である。すぐそばに身を置きたい。 イ.好感が持てて近づきになりたい。親しくしたい。2.かつて慣れ親しんだ人や事物を思い出して、 昔に戻ったようで楽しい。3.引き寄せたいほどかわいい。いとおしい。4.衣服などがなじんで着心地がよい。 (デジタル大辞泉)
気になるスペイン語。Parábola: 1.(宗教的・道徳的な)比喩、たとえ話、寓話 2.(数学)放物線Hipérbola: (数学)双曲線Hipérbole: (修辞学)誇張法 ちなみにこの二語(HipérbolaとHipérbole)の
語源となったギリシャ語は、おなじもの。 ギリシャ語がわからないのがくやしい。
2月5日、日本ペンクラブ「こどもの本委員会」のイベントを聞きに行った。おなかをすかせているこどもたちに対して、本は、物語は、何ができるのか?というのが、ディスカッションのとっかかりとして、
落合恵子さんが(サルトルを引用して)投げかけた、大きな問いかけだった。パネリストの方々のお話はそれぞれのお人柄が出ているように思われ、なかでも、(赤にグレーの色あわせがチャーミングだった)角野栄子さんのことばになるほど、と思った。私の理解とメモ書きが正しければ、戦争が終わったときに小学校5年生だった角野さんは、飢えも経験したし、飢えたときに大人たちがいかにあさましくなるのかも、そして子どもたちがいかに逞しく生き抜いたかも、知っている。ご自身がこどものときには、すでにできあがっていて読めるような物語がなく、自分で自分自身の物語をつくっていくことによって自分の置かれた状況と、自分の気持ちを確かめて、それを支えにして、たいへんな状況を生き抜いた。角野さんが書きたいのは、読者が物語を読み終わって本を閉じてから、読者自身の新たな物語がはじまるような
(その新たな物語に刺激を与えるような)、そんな本だという。配られた資料のプロフィールに、
1959年から二年間ブラジルに暮らしていらっしゃったとあってますます、角野さんご自身について知りたくなる。
昨日、青山ブックセンターで越川芳明さんと管啓次郎さんの
トークショーを聞いてきた。
タイトルは「旅と翻訳」。
管啓次郎さんが
ニューメキシコで撮った写真のスライドショーに
夕焼け空が、斜めに切れて、青空と分かれているのがあって
あっ
去年の夏、Edu と見た、斜めの夕焼け空と同じだ。