2013年2月6日水曜日

ひ、ふ、み

「はたちの献血」のポスターを電車で見た。
「はたち」ということばには、「ち」が含まれているな、
うまくできている、と思った。(偶然だろうか?)

同じキャンペーンの広告を今度はラジオで聞いて
ふと、日本語には一音節の名詞が山ほどある、ということに思い至った。
(ほかの言語で、同じように一音節名詞が豊富なものはあるだろうか?)

たとえばMa行なら、「間、実、無、目、藻」。

もし、自分が日本語を外国語として学ぶ立場だったら
正しいのは「Maがわるい」なのか「Moがわるい」なのか、
正しいのは「Muの境地」なのか「Meの境地」なのか、混乱してしまうかもしれない。
(しないかもしれない。)

そういえば、一音節名詞の中には、
ことばを覚えたて(あるいは覚える前)の小さなこどもにも身近な「め」や「て」もあるが
こどもむけには「おめめ」とか「おてて」と長くするのも面白い。