2008年6月20日金曜日

自転車の町(SF回想)

Palo Alto でとても気に入ったのは、自転車の居場所が確立されていること。道路が平らで走りやすいだけでなく、


自動車が王様のようなメキシコシティと違って
自動車は自転車に気を配ってくれるし、

(法律で定められているからだという話も聞いたので
 ドライバーの心がけの問題ではなく、 
 訴訟大国であることも影響しているのかもしれない)





歩行者と自転車の住み分けもしっかりしている。

東京を訪れたメキシコ人夫妻が、
自転車がいつどこから来るかわからないのがこわいと言っていたが、
こんな風に住み分けができていれば、加害者になることもない。







電車の駅には駐輪場が整備されていて、
それほど自転車の台数が多くないからかもしれないが
放置自転車をみかけることもなかった。










電車にも自転車を乗せられる車両がある。

日本のある電車路線で、廃線寸前に追い込まれていたところ
自転車持込可にしたら利用者が増え、
経営が持ち直したという話を思い出した。






坂の町サンフランシスコでは、バスの顔面部分にこんなスペースを見つけた。

人類の発明の歴史で一番は
コンピューターか、はたまた歯ブラシか、
という話を聞いたことがあったが、自転車も相当なものだと思う。