ふだん自分がなじまないビジネス用語風になりがちだ
と、ちょっと前まで思っていた。
このヴァージョンのWordは、
使う人の語彙を学習するのではなくて、
あくまでもビジネス用語中心の頭脳を備えているのか。
そう疑ってみたくもなったけれど、
それはきっと、
2011年3月に故障寸前のPCを買い換えてから今年の年明けごろまでは、
自分が日本語を打つ分量があまり多くなかったためだったのだろう。
今日になって、そう思い当った。
そのきっかけは、この機械が、明らかにふつうでない変換をしたこと。
「ふりおとし」(振り落とし)と打ったらば、
「フリオと詩」と変換された。
ある本の題名をも連想させるような誤変換(ちょっと短いけれど)。
機械は、ちゃんと学習していた。
連想を飛躍させれば、
こちらが話しかければ話しかけるほどことばを覚える、幼子のようだ。