2011年7月16日土曜日

夏空、日比谷、コロンビア

あす、7月17日の日曜日、12時から17時のあいだ
コロンビア独立記念祭(201周年)を祝う
出入り自由のコンサートが、日比谷公園小音楽堂でおこなわれます。

出演ミュージシャンについては、コロンビア大使館のページで見ることができます。

この催しについて教えてくれた友人夫妻によれば、
コンサートのほかに、コロンビア料理の屋台も出るそうです。

暑い日を、ラテン風に。
きっと、リズミカルな音楽が聞こえれば、
ひとり、またひとり、ふたり、と体を動かし、自然に踊りが始まるんだろう。素敵。


2011年7月15日金曜日

木漏れ日は太陽の形


いつのことだったか、
皆既日食が見られるという年に、
木漏れ日の形を見ていれば、太陽が欠けていく様子が観察できるらしい、
とTVニュースの一部で見た。
その仕組みについても、説明を聞いたときには「へぇ、そうか」と思ったものの、
今では残念なことにすっかり忘れてしまった。


が、そのことを、7月11日の正午ちかくに、突然思い出した。
夏の太陽に照らされた桜並木の下の地面が
〇、〇、〇、〇、〇、〇、太陽でうめつくされていたのだ。


小鹿の背のもようは、森の木漏れ日に紛れるための擬態なんだって!
と、東京からメキシコシティにメールをもらったのは、
いつのことだったか。


水のきれいな砂の白い海で、シュノーケルとchalecoをつけて泳いでいたところに
ちょうど通りかかり悠然と泳ぐ大きな亀の甲羅のもようが、
海の底にゆらゆらと揺れて見える日光のもようと同じだと気付いたのは、
いつのことだったか。


2011年7月2日土曜日

少女


 「オクラを栽培するときはこんなふうに
 ――家から離れたところに植えること、オクラの茎には赤蟻がつくから」


というジャメイカ・キンケイド「少女」の一節を
最近ふたたび読んで「あっ」と思い出しました。

オクラの鉢はベランダにありますが、
それでも透明のたまごのようなものが時折つきます。
土の上に鉢を置いていたときに、住みこんだのか。