2012年8月10日金曜日

サボテン命名の謎

旦先生があちこちに養子に出したサボテンたちにつけられた名は、
なぜ女性を思わせる名前ばかりなのか?

スペイン語だとcacto, cactusは男性名詞。
ポルトガル語だと違うのか?なんて思っていながら、調べずにいた。

が、今朝、謎が解けた。(たぶん)

あんずジャムを塗ったトーストを食べながら、
オレンジ色の鉢の「ムケカ」に、ふと目をやると
あれ?
何かいつもと違う。
じっくり見たら、手の小指の爪ほどに、ぼこ、と何かが出ている。

ぱぱぱぱ、と記憶の蔓が自然にたどられていく。

声の記憶。


「サボテンてさ、どんどんふえるんだよー

 ぼこ、っていうのが出て、その、ぼこ、っていうのをわけてうえると、

 サボテンになるんだよ

 そうやって、ぼこ、っていうのができるたびにわけていったら

 400鉢」


「よんひゃっぱち」という突拍子もない数(と、そのひょうきんな音)にあのとき、
電車のなかで、つい大笑いしたのだった。
横隔膜の記憶。


そこから一気に推論。
サボテンには、母のイメージが重なるのだろう。
それから、もしかすると
男にとって「予測不能な、手に負えない、つい振り回されてしまう」相手である
女のイメージも。

(メニーナのほうも、大きな鉢にうつしてやらないといけない。
 あらためてよく見ると、いつのまにやらムケカとの差は驚くほどになっている。)