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2009年9月12日土曜日

9月のメキシコ料理


9月16日の独立記念日にあわせて登場するのは、
Chiles en Nogada (チレス・エン・ノガーダ)。

日本語にしたら、
肉詰め唐辛子のクルミソース、といったところだろうか。

緑、白、赤に、蛇をくわえた鷲がサボテンにとまった図がメキシコ国旗だが
この料理には旗の三色が使われている。
現在の国旗ができたころに考案された料理だとか。

緑は唐辛子、(コティさんの料理では、ふんだんにのせたパセリの緑も鮮やか)
白はクルミをすりつぶしたソース、
赤は、ざくろの実。

詰める中身も凝っていて、
ひき肉に、細かく刻んだアーモンド、干し杏や干し葡萄などのドライフルーツが混ざっている。

フリーダ・カーロととディエゴ・リベラが結婚パーティーをしたというお店よりも
Chile en Nogadaで有名というサント・ドミンゴ教会近くのお店よりも
コティさんが作ってくれたこれが最高に美味しかった。

ポイントは、
衣をつけて揚げる capeado というやり方でなく素焼きなので、さっぱりしていること。
ゆで卵が入っていないので、味がぼけないこと。
果物が適量で、甘すぎないこと。

ピーマンでやっても美味しそう。

2009年9月3日木曜日

墨版シャンゼリゼにて

もう一週間前になる。

メキシコ滞在の最終日、
メヒコのシャンゼリゼ、レフォルマ通りに連れて行ってもらった。


さまざまに変身した豹や鯨やサイや鷲やカメやパンダが
広々とした歩道をかざっている。

眼に覆われた豹に




都会的なサイ


















五秒前の姿が見たかった鯨

2008年12月10日水曜日

振り向けば


何か気になって振り向いたら、夕方の空が

2008年12月9日火曜日

Noche buena


町はすっかりクリスマス気分、
大学の図書館は、もう今週半ばから休暇に入ってしまう。
休暇貸し出しで長く借りられるのは嬉しいけれど……。

町のあちこちにノチェ・ブエナ。
メキシコ原産のこの植物、ときにひょろりと二階近くの丈になっていることもあるが
飾り用のは、見慣れたサイズ。

セントロ・イストリコの植え込みも、
死者の日のオレンジのセンパソチルから、
赤と緑のノチェブエナに変わっている。

季節感は、なんだか嬉しい。

2008年11月3日月曜日

一緒に過ごす一日


死者の日のお墓参りに同伴した。

休日で出番のないスクールバスが、園内を無料循環バスとして走っている。
なんていいアイディア。

透明な空気に、太陽が強い。
家族連れ、犬連れで、色とりどりの花を抱えてそれぞれの目指すお墓へ向かう。
パラソルとお昼ご飯を持って、故人と一緒にピクニックをしている家族もいる。

11月1日は、幼くして命を落としたこどもたちの帰ってくる日、
11月2日は、大人になってから亡くなった人たちの帰ってくる日だと聞いた。

写真の中心に写っている星型の風船には、
「おじいちゃん、大好き」

2008年11月2日日曜日

骸骨

大学構内の芝生ゾーンに、
11月2日の、死者の日のための飾りつけが行われている。

金曜の夜、キャンパス内は人であふれていた。
左の写真の骸骨は、今年没後10年になる、あの…






オクタビオ・パス。
死後10年経っても、
メキシコ国内のあちこちを訪問しなくてはならず、
相変わらずの活躍ぶり。

2008年10月24日金曜日

増殖するカボチャ


メキシコでは、お盆のように、死者が帰ってくる日がある。
11月2日の、「死者の日」。
特別な祭壇をつくり、
砂糖菓子の頭蓋骨やセンパソチルという橙色・山吹色の花を飾ったり、
故人の好きだったものを供えたり。

2005年に滞在したときは、町中が陽気なガイコツだらけになっていた。
今年は、ガイコツに似た、オレンジの「やつら」が多い。
カボチャだ。

このカボチャ、世界中で増殖の勢いが止まらない。

2008年10月11日土曜日

三角関係


先週日曜の自転車天国に、変わったグループがいた。
一番楽しんでいるのは、一体誰だろうか?

2008年10月8日水曜日

アラメダ公園の日曜日、をめぐる土曜日

土曜日、リベラ壁画館に行った。
85年の大地震のあと、
ディエゴ・リベラ作「アラメダ公園、日曜の午後の夢」を保管するために作られた場所。

この日は、
壁画制作の手伝いをしたグアテマラ出身の女性画家
リナ・ラソさんを迎えての催しがあった。

左の写真では
暗い中でマイクを持っている金髪の女性がリナさん。


お話によれば、
縦4メートル、横15メートルもの壁画を描くのに

リベラは「イタリアの巨匠たちにならって」
構想もないまっさらの状態から向かい始めたのだという。





若き日のリナさん。
このビデオは未公開映像とのことだった。

壁画の下地として塗る、
石灰と大理石の粉を混ぜる作業のところから始まった。

次第に細かい粒にしながら、三層塗るらしい。








リベラ。

この大作は三ヶ月で仕上げられたものとのこと。

アシスタントもいたけれど、
リベラ自身も一日中、夜遅くまでも壁に向かい、
泊り込みのときもあったという。


お昼になると、フリーダ・カーロから
ひるごはん入りのバスケットが届き、
そこには「amor mío 」とあったそうだ。


製作中に訪れてくる客も絶えなかった。
さすが、時の人。


2008年10月3日金曜日

レトロ三人娘


フリーダ・カーロとディエゴ・リベラの結婚披露宴が行われたというカフェ・デ・タクバ。
タイルの装飾や、入り口近くの色硝子がとてもきれい。
平日もそうなのかもしれないけれど、日曜の店内はざわざわ賑わっていた。

給仕をしてくれる女性たちを見ていたら、
ふと自分がいつの時代にいるのかわからなくなる。

2008年9月11日木曜日

サソリート


起きたら壁に小さなサソリ。
あまりの小ささに、定規をあてて写真を撮ろうとしたら

ぱっと床に落ちて、一瞬慌てた。
小さくても、刺すのだろうか?

雨季が続く間は、こういう来客が続くのだろうか。


ちなみに、サンテグジュペリのLe petit prince 、スペイン語版は Principito。

2008年7月26日土曜日

軽快なリズム



「やれやれ ようやくできたな」
「あれ?見てみろよ、看板と逆じゃないか?」
「あっ」

2008年5月26日月曜日

全身で「おめでとう」

金曜に大学のそばで見た車。

車の中には「誕生日おめでとう」の銀色風船、
車体は、誕生日おめでとうメッセージを書きこんだ
たくさんのハート型ポストイットで飾られている。

expresivaなひとたち!

2008年5月24日土曜日

特殊なメディア

トイレの落書きというのは、
どういうときに書きたくなってどんな気分で書くものなのやら、見るたびに不思議に思う。

今までに、ついじっくり読んでしまった落書きは
誰かの書き込んだ悩みに大勢があたたかく答えているもの。

大学の中央図書館で今日見たのは、新しいタイプだった。


「ねえ…哲文学部のWebページを教えて、
 
         www.******
 
よろしくね

 
         googleで調べたら             」

2008年5月21日水曜日

ホールズ・カクテルシリーズ

「ピニャ・コラーダ味」。

しばらく見なかったこのホールズ。
今朝、道端の出店にパイナップル模様を見つけて、早速買った。
甘酸っぱくて濃厚な一粒に、満足。

表示によれば、原産地はメキシコ。
Costa Rica, Guatemala, El salvador, Honduras, Nicaragua, Panamá
の各国で売られているようだ。



変わり種と言えば、限定版の「ビール・レモン」味。

ビールにレモンを絞り、グラスの縁に塩をつけて飲む「チェラーダ」は
お酒をほとんど飲まない私にとっても美味しいので、
面白半分に買ってみた。

気合の入った 包装は、すっきり爽快美味しそうに見える。
でもこれは…美味しくない。
原材料に入っているモルトがビール風味の素なのだが、
爽快とはほど遠い味わい。


日本版、梅酒ホールズなんていうのはどうだろう。

2008年5月20日火曜日

いる

自分の部屋で、あまりにも思いがけないものを目にし、
一度目をしっかり目を閉じてから、また目を開けてみることがある。
やっぱり、ほんとうにいる。

部屋の壁に、サソリ。 浴槽に、トカゲ。












どうも不思議なのは、
こういう珍客が 「入ってくる」 ところを見たことがないこと。
彼らは、いつの間にか 「いる」。

開け放していた窓から入ってきたのか、
テラス→廊下→部屋のドアを通って入ってきたのか、
はたまた一階にある暖炉から入り、螺旋階段をのぼってきたのか。

トカゲがいた夜は、ちょうど出かける前だったので、
写真だけ撮ってあとはバスルームを共有している家主の息子さんに任せることにした。
メモくらい残しておいたほうがよかっただろうか。

2008年5月15日木曜日

金網のCoyoacan

土曜。遠くメキシコを訪れてくれた友達に
賑やかな週末のコヨアカンを見せよう、と
久々に行ってみたら、何と!

民芸品、お香、三つ編みの店…
あれこれの屋台が
所狭しと立ち並び、
すれ違うのもギリギリの賑わいだったのに。

二頭のコヨーテ像の広場も、
教会の前の広場も、
どちらも金網に囲まれて見る影もない。





foto by H. Horinaga

教会側の金網の外側には、いくつかの出店が横一列に肩を並べて細々と商品を売り、
店を出し続けるための支持を求め、署名を呼びかけていた。
その正面には、警察の角ばったトラックが静かにとまっている。

広場の改修工事のため、ということらしいが
新聞Universalの記事を後から見たところによれば
公式な手続きが取られないまま工事が強行されたのが原因で、こうして対立が続いているようだ。

Café de Jarochoまで行ったら、この店は相変わらず盛況だった。
修復が進んだ後のコヨアカンは一体どうなってしまうのやら、と思いながら、
植え込みの縁に腰掛けてアイスココアを飲んだ。

2008年5月13日火曜日

レフォルマで風を切る

週末に高校時代の友人がメキシコシティへ来た。
新聞社や大使館、高級ホテルの立ち並ぶ中心街の目抜き通り、
レフォルマ通りを自転車に開放する日曜イベントに行ってみた。

自転車も貸し出しているとHPにあったがスタンドの場所はわからず、
スタート地点のチャプルテペック公園で警官に尋ねたら、
てくてく歩いた末に到着した先は、公園内常設の貸し自転車屋だった。

ようやく自転車を手に入れてレフォルマに出たら、あちこちにスタンドを発見。
ともあれ、後で見たところによると、このイベントの自転車を借りるには
メキシコの選挙人登録証がないといけないらしい。


広々とした車線に並木道、風を切って走るのは抜群に気持ちがいい。

噴水やモニュメントの聳え立つロータリーの手前で信号が赤になると、
そこはストップ。

警官に見張られながら細々とレフォルマ横切る車をやり過ごし、
青緑を合図に自転車の群れがいっせいにスタート。

群れは間もなくばらけ、それぞれのペースで走っていく。

チャプルテペック公園からソカロまで10Km、
セントロの細い道も、コース内は自転車天国状態で走ることができる。
これは癖になる。                          

次回の開催は、と探してみたけれど、
5月11日の情報のほかに出てきたのは2007年のものだった。
また見つかりますように。

2008年5月8日木曜日

Mío

(5月2日撮影)

サラ(小学3年生)は名づけ名人。
コーヒー色の子猫(♀)は"Capuccina",
そしてこの半野良の柔らか猫は "Mío" (ミーオ、わたしの).

「隙があれば家の中に入ろうとするんだから」と
警戒心を露にする大人たちのつぶやきもどこ吹く風、
はしゃぎまわる子どもたちの声を遠くに聞きながら、ミーオは気持ちよく昼寝。



2008年5月4日日曜日

スーパーマン途方に暮れる


勇ましく登ったところまではよかったが、
立ち上がって見ると…
自分がどれだけの高さに一人でいるかを意識したのか、
間もなく、ママを求めて泣き出した。