2009年9月18日金曜日

しからば

男子高校生たちが、別れ際に「じゃあねー」と言っていた。

ご近所の小学低学年の男の子も、最近は「じゃあねー」。
ちょっと前までは、同じ子が「バイバーイ」と言っていたのに。
バイバイは気恥ずかしいんだろうか?

じゃあね、とか、それじゃ、とか、
それでは失礼します、という別れの文句は、使いやすい。

さようなら、は、親しい相手には使わないし
(古いシルエットのロングスカートをはいているような気分になりそうだ)

目上の人に対しても、案外使いにくい。(高校生ぐらいまでは、自然に使っていた気がする)

ふと考えてみたら、
「さようなら」も「じゃあね」、も、そして、使わないけれど「さらば」も
意味としては「然らば、失礼仕る」ということなのだから、同じことだ。

けれど、語感はだいぶ違う。
たとえば、「武器よさようなら」では、気が抜ける。